事務次長、病棟看護課長 山田、河野氏

事例ピックアップ22

総合病院 聖隷浜松病院

業態    :医療業
利用プラン :プレミアムプラン
設置場所  :病棟及び病室
主な利用用途:術前、術後の問診や経過観察、通訳者が帰宅後の夜間の患者対応
事務次長 山田 氏
病棟看護課長 河野 氏

事例ピックアップ22

総合病院 聖隷浜松病院

業態    :医療業
利用プラン :プレミアムプラン
設置場所  :病棟及び病室
主な利用用途:術前、術後の問診や経過観察、通訳者が帰宅後の夜間の患者対応
事務次長 山田 氏
病棟看護課長 河野 氏

病院に訪れる外国人は年間1,900人。入院患者は100名。今後も外国人の来院数は増えると見込み、受け入れ対応を強化するためにSMILE CALL(スマイルコール)の導入を決断

聖隷浜松病院は、静岡県浜松市の市街地に位置し、JCI(国際的医療機能評価機関)による認証を2012年11月に日本国内で5番目に取得するなど、医療の質・安全性の向上に対し、積極的に取り組んでいる。病床数750床を有し、地域の中核病院として高度急性期医療の役割を担っている。また、ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(Japan International Hospitals: JIH)へ推奨されるなど、外国人の受け入れ体制の整備にも力を注いでいる。今回は、事務次長の山田氏と病棟看護課長の河野氏にインタビューを行った。

POINT | ポイント

  • ● 知人や外国人同士のコミュニティの口コミから来院する
  • ● 2012年から国際基準の医療機能評価の認証を受け、更新審査にも合格
  • ● 病棟内のコミュニケーションに於いて活用
  • ● 今後はメディカルツーリズムの受け入れを念頭に院内の体制を強化していく

INTERVIEW | インタビュー

―来院される外国人患者様はどのような方でしょうか。

過去においては、プライバシーの観点から、国籍データを確認していませんでした。しかしながら、JIHへの手挙げを契機に、2016年8月から、国籍の確認を始めました。2017年7月までの1年間で外来来院数が1,933人、入院患者数が95人です。
但し、多くの方々は、日本の保険証を持っていらっしゃいますので、日本に在住し、勤務されている方やそのご家族の方々だと思われます。
来院数が多い国籍を順に挙げると、1位ブラジル、2位中国、3位フィリピンとなっています。受診科目として多いのは、産科、小児科、救急です。
また、最近では、メディカルツーリズムに対する問合せも増えています。

―外国人の方はどのようにして病院に来られるのでしょうか。

外来受診の場合、紹介状及び予約が必要な診療科(紹介予約制)がありますので、事前に確認いただくように案内しております。但し、外国人患者様の場合は、紹介状なしで直接来院される方が日本人に比べ多くなっています。
その理由として、外国人同士のコミュニティの中で、口コミで病院を探される事が多い事や、「かかりつけ医」という制度が外国人の中で浸透していないのだと思われます。
外国人患者様が受診する場合、基本的には、本人が日本語を話せるか、もしくは通訳ができる方を同伴して、受診していただいております。しかしながら、入院になった場合などは、同伴者が帰ってしまう時間が発生するため、そういった時に言語の問題により、コミュニケーションがうまく取れないというような課題も現実としてありました。

―スマイルコールをご導入いただいた経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。

検討を始めたきっかけとしては、ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(Japan International Hospitals: JIH)に推奨病院として登録されるにあたり、外国人患者様とのコミュニケーション課題の解決を検討する必要があったためです。
当初、通訳の雇用または、電話通訳を検討していましたが、雇用は難しく見送りとしました。また、電話通訳ではあまり円滑なコミュニケーションが取れないことから、通訳者の顔を見ながら話すことができる、モバイル端末でのツールを探していました。その際、SMILE CALL(スマイルコール)の存在を知り、求めていた条件と合致していたため、導入を決めました。
同様のサービスも有りましたが、最終的には費用面と豊富な導入実績が大きな判断材料となりました。

―ここからはサービス導入後について病棟看護課長の河野氏にインタビューさせていただきます。実際にはどのようなシーンでご利用いただいておりますでしょうか。

主に病棟・病室で利用しております。入院患者様で、日本語が話せない患者様は通訳できる方が帰ってしまうと、コミュニケーションが取れなくなってしまいます。導入前は、身振り手振りや、翻訳したマニュアルなどを活用して、なんとかコミュニケーションを取っていましたが、患者様の要望や主張を正確に把握できず、看護師側でも負担となっておりました。
導入後は、そういったコミュニケーションの部分を完全に補って頂けていることも有り、非常に助かっております。また、必要なときに通訳者にタイムリーに対応していただけますので、安心して外国人患者様の対応ができるようになりました。
入院患者様は、病状説明・今後の治療方針の説明・術後のケアなどコミュニケーションが必要なことが多いです。そういった際に活用させて頂き、医師、看護師ともに非常に満足しております。


実際の通訳事例

スタッフ「1週間の調子はいかがですか?かゆみと痛みはありますか?」
患者様「いいえ、傷はもう大丈夫です。」
スタッフ「傷はもうほとんど治っていますので、本日が最後の通院になります。しばらくこすらないように、また、日焼けしないようにお願いします。」
患者様「わかりました。」
スタッフ「仕事にはもう戻られていますか?」
患者様「はい、もう仕事しています。」
スタッフ「わかりました。」

―今後の取り組みなどをお聞かせください。

ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(Japan International Hospitals: JIH)への推奨から、今後メディカル・ツーリズムの受け入れも増加すると見込んでおります。
また、今回の取り組みを通し、日本人患者様と同様、訪日・在日外国人患者様の受け入れサービスを向上させると共に、職員の負担軽減を図って行きたいと考えます。
東京オリンピックを迎え、今後ますます外国人患者が増加することが予想されます。そういった際にも、言葉の壁を心配することなく、外国人患者が安心して医療を受けていただく事ができるように、今からできる事を進めて行きます。



総合病院 聖隷浜松病院

住所:〒430-8558 静岡県浜松市中区住吉2-12-12

聖隷浜松病院は、静岡県浜松市の市街地に位置し、JCI(国際的医療機能評価機関)による認証を2012年11月に日本国内で5番目に取得するなど、医療の質・安全性の向上に対し、積極的に取り組んでいる。病床数750床、常勤職員が約2,000名(2017年4月時点)と民間病院の中では全国的にも大きい規模である。


事業内容

医療機関


代表者

院長 鳥居 裕一


従業員数

2,046名(2017年4月1日)

記事作成:8/23